最近好きなものその2

夢佳です。

以前も書いたのですが、ひと月半ほど経ってまた色々触れたので最近好きになったものについてここらで備忘録をつけておこうと思います。

moka-yumeyosi.hatenablog.com

1.Dr.Stone

科学専攻だった姉にゴリ押しされてアニメ1期を見て、ちょうど始まった2期は姉と毎週欠かさず見ました。その後始まった某電子書籍サイトのセールで相談の上姉が漫画を大人買い、最新20巻まで読破しました。

最近には珍しいくらい「友情・努力・勝利」な純ジャンプ作品という印象。「科学」という一見地味なテーマをここまで面白くできるのか、と驚かずにはいられません。何より増えてきたキャラ一人一人があまりにも魅力的。主人公、千空の科学馬鹿×カリスマ性はもちろん、誰より仲間を大切にしてる自称蝙蝠男のゲン、人間性がジャンプすぎる龍水…5智将中心に、あれだけネームドのキャラを出しつつ全員きっちり役割と見せ場があるのが凄すぎる。全員好きだけど名前あげた3人+羽京が推しです。私に宇宙を見せてくれ、千空… 

 

2.チェンソーマン

姉が買った漫画その2。いや知ってたけどやばい。これはやばい。崩壊した倫理観がもたらす妙な中毒性とえげつない戦闘シーンが癖になる…読み終わってからしばらくは早川家ショックかた立ち直れなかった(今も立ち直ったとは言ってない)。第2部が楽しみすぎますね。

 

3.繭、纏う

Twitterで見かけてからずっと気になっていた作品。戦時中、髪を徴発されることを厭った女性たちが自らの髪で糸を紡ぎ服を作った、という逸話から、髪で織られた制服をみに纏う少女たちが集う女学院のお話。

女子校出身だからこそわかる、あの「女の花園」感がグサグサ刺さるのです。まあ我が母校はまたちょっと特殊だけれど、思春期の女子しかいない場所特有の悩みとか感性のみずみずしさとかがすごく好きです。華の葛藤が苦しいね…どうか彼女たちの行く末に幸あれ、と願わずにはいられません。

 

4.HUMINT

これは昔某サイトで見つけて「やべえなこれ」と思っていた人の作品。1巻だけ買って後回しにしていたのでこの機に、と思って揃えました。

乱暴されている女性を助けたら実は男で、しかもその男はスパイに盗聴、ハニートラップまで汚れ仕事はなんでもこなす民事諜報機関所属の機関員でした、というとんでも設定。これも出てくる人みんなめちゃくちゃ良い…この作者の方の特徴として、セリフも独白も描写も、とにかく言葉が重たくて。そこが言葉オタの私にドンピシャ刺さった理由です。本田と姫宮、それぞれが抱えていたものとどう決着をつけたのか、最終巻が最高でした。

 

5.ナポリの男たち

実況者グループです。めちゃくちゃ面白いです。たいして仲良くなかったアラフォー陰キャおじさん4人が真剣に「おもしろいものを作ろう」とくだらないことで大盛り上がりしています。一番最初に見たのは何だったかな…実況者PUBG?そこからポケモンどう森呪怨、生放送と色々みて、今の作業用BGMはもっぱらナポリか蘭たんです。実況歴は最長なのに最年少の実況神ジャック・オ・蘭たん、古参なのに自称28歳(先日40になった)関西弁の大声実況すぎる、エグすぎる縛りを自ら課す個人実況が面白いナポリのゲラ担当shu3、陰の者が集まるナポリでも際立つ闇を抱えた実況界のすごい人hacchi。毎週土曜日が楽しいです。娯楽をありがとう。

 

6.八咫烏シリーズ

「烏に単は似合わない」から始まる八咫烏シリーズに見事沼りました。どぼん。

ポスト小野不由美上橋菜穂子の呼び声も納得の重厚な和風SFでした。後半の拡げた風呂敷の畳み方が若干急ぎすぎた感じはしたけれど、1巻のどんでん返しっぷりとか主人公格である雪哉の描き方とか、宮中物語×SFとか、もうすごいの一言、1日で単行本とはいえ小説6冊読破は人生初です。ますほ様とか浜木綿様とか女性が強いのもいいですね。最推しは澄尾です。2部で幸せになりますか…いやそもそも前提として1部ラストの状況が既に幸せとは程遠いんですけど…

立場を変えると景色が一変する、というのを文章でこんなに上手くできる人はいないんじゃないかと思う。1巻のあせびといい2巻以降の雪哉と若宮、ラストの山神、八咫烏、猿の三柱の神々といい、それぞれの葛藤の描写が真摯で刺さります。「正義」てなんだろう、「正しさ」てどこにあるんだろう、と考えては出ない答えに泣きたくなる。

久々に、読み切ってからもふとした時に手に取っては読み返してしまうガチのハマり方をした作品です。これも第2部と短編集の2巻が楽しみです。

 

今日も書いたな笑

ヨガ行って英会話×2以外特に何もできなかったのでせめて、と思って筆を取りました。明日は色々やろうな…

ではおやすみなさい。